参った……。

きのう、我が家は大騒ぎでした。
……いや、「騒ぐ」と言うよりは、悲壮感の方が勝ってたな。。

絹志朗は昨日もちょっと足がふらついてたけど、まあまあ食べて、ゴロゴロ言って、寝てました。

すっごく元気！ってことはないけど、それなりに動いてたから、あまり心配はしてなかった。

それに気が付いたのは夕方。

……今日、絹志朗おしっこしてない？

あれ？慢性腎不全で多飲多尿にはなるけど、おしっこが出ない、そんなことってある？

まさか、おしっこが腎臓で作れないって事？

……それって、かなりマズイんじゃ……？

で、すぐネットで調べたら、かなり大変な事だと気がつきました。

おしっこが腎臓で作れない、そうなるともう数日の命。
病院で静脈注射をするぐらいしか手がないとも。

まさか、、本当に……？

スマホを持つ手も震えて、心臓がバクバクいいだす。

どうすれば？
何をしたらいい？

調べても回復の情報はほとんどない。
急性の腎不全なら、なんとか病院で静脈注射をして助かった子もいる。

でも、慢性の場合はもう腎臓が破壊されているから時間の問題。。

できることは体を温めてマッサージをして、少しでも刺激を与えて尿を出させること。
そうしないと、毒素が回って死に至ると。

……体を温める、それならもう光線治療しかない。
寝ている絹志朗にもう祈る思いで光線治療をしながら、「もしかしたら、ここ数日が勝負かもしれない」と、覚悟もしました。

この数日、食欲もムラがあって、前はごくごく飲んでた水もあまり飲まなくなってたので、なんとなくおかしいな、体調悪いのかな……とは思ってました。

でも、こんな急に？

悪くなるときは一気に来る、それは絹の時もそうでした。
食欲もある、おしっこも出る、少しは歩ける、だからまだ一緒にいられる。
そう思った矢先に亡くなったんです。

絹志朗の場合は「病院には行かない」と決めていたものの、いざ静脈注射しか手がないと知ると、やっぱり少しでも生きていてほしいから、苦しまないでほしいから、病院に行くべきなのか……迷い始めました。。

自分に、絹志朗が苦しむのを見ていられるか、それでも最後まで冷静に世話をする覚悟をしなければいけないと言い聞かせました。



幸いその後おしっこはちゃんと出て、食欲も復活。

少し音に敏感になっている感じだけど、よく食べ、よく寝てます。

今回の事で、慢性腎不全の末期は尿が出なくなることもあると知りました。

自分にどんな覚悟が求められるのか、考えさせられました。





……まだ生きているのに、ペット葬儀社の検索をした私。

悲しくて泣く母の横で、スマホ片手に絹志朗に光線治療をし、葬儀社のサイトを調べているのは、冷たいのか冷静なのか、自分でもわからないけど……。


でも、とりあえず、絹志朗は生きてます(^-^)
食欲も旺盛だし、ふらつきも今日はありません。
光線治療、効いたね♪

本当に、本当に、良かった～～(T∇T)