絹志郎マニア
絹志郎の日常と体調管理
1週間。絹志郎の最期……。
- 2016/02/18 (Thu)
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曖昧な記憶の1週間。
長くも、短くも感じた1週間。
泣くと疲れきってしまって、何もできないから、なるべく泣かないようにしようと思ったけど、今度は辛くて体が痛くなる……。
体重も激減してしまった。。
食べてるけど、量が食べられなくて。
10年前に絹を亡くして、名前さえ口にできない辛い数年を乗り越えて、ようやく最近絹の思い出話が笑ってできるようになったのに。
スマホのアルバムには、絹志郎の写真がいっぱい。
いつかはちゃんと印刷したいけど、今は辛くて見ることも出来ない。
部屋には使っていたトイレも砂もそのまま。
最期にあの子をくるんでいたタオルもフリースも、洗濯できなくてそのまま。
膝掛けに残る毛の一本でさえ、愛おしくて……どうしてもゴミ箱には捨てられない。。
まだ1週間だもの。
おかしくないよね?
長くも、短くも感じた1週間。
泣くと疲れきってしまって、何もできないから、なるべく泣かないようにしようと思ったけど、今度は辛くて体が痛くなる……。
体重も激減してしまった。。
食べてるけど、量が食べられなくて。
10年前に絹を亡くして、名前さえ口にできない辛い数年を乗り越えて、ようやく最近絹の思い出話が笑ってできるようになったのに。
スマホのアルバムには、絹志郎の写真がいっぱい。
いつかはちゃんと印刷したいけど、今は辛くて見ることも出来ない。
部屋には使っていたトイレも砂もそのまま。
最期にあの子をくるんでいたタオルもフリースも、洗濯できなくてそのまま。
膝掛けに残る毛の一本でさえ、愛おしくて……どうしてもゴミ箱には捨てられない。。
まだ1週間だもの。
おかしくないよね?
朝起きたら瞬間的に「あ、絹志郎に水飲ませてあげなきゃ!」って思う。
もうその必要はないのに、ゆっくり寝ててもいいのに。
絹志郎のために起きる必要のない朝が、一番寂しくて辛い時間です。
本当に逢いたくてたまらない。
嫌がられてもギュッと抱きしめたいよ。
最後の数日は、痙攣の発作が怖くて、マッサージも体位を変えるのも最小限しかできなかった。
でもきっと絹志郎は撫でて欲しかったんだと思う。
小さな発作のあと、頭をゆっくり撫でてあげたとき、微かな声でクークーと応えてくれたこと忘れられない。
もしかしたらゴロゴロ言いたかったのかもしれないけど、もうそんな力が残ってなかったんだよね。
肉球が冷たくなって、手でずっと温めながら湯たんぽで身体を暖めて……。
発作が小さかったのは本当に幸いだったんだから、もっと撫でてあげればよかった。
苦しまず、眠るように最期を迎えてほしいと願っていましたが、やはりそう願い通りにはいかないものです。
前日まで規則正しく打っていた鼓動が、亡くなるその日の午後には弱々しくなっていました。
夕方、聴診器で鼓動を聴こうと思ったけど、もう音が聞こえず、かすかに脈打ってるのを感じ取れるかどうかでした。
その時、私は覚悟をしました。
もうすぐ別れが来ると。
亡くなる1時間前から徐々に呼吸が乱れ始め、大きく吸う呼吸と小さな呼吸を繰り返すようになって……。
一生懸命呼吸をしようとする絹志郎が辛そうで、母と二人「もう頑張らなくていいよ、十分頑張ったから、楽になりなさい、お願いだから苦しまないで……」と手足を撫でながら、頭をゆっくり撫でながら、私達の愛情だけはどうか伝わってほしいと願いながら見守りました。
やがて呼吸の間隔が大きくなり、小さくなり、呼吸が止まった後、ゆっくり心臓の鼓動が止まりました。
この亡くなりかたが苦しいものだったかどうかは私には分かりません。
でも、眠るように……との願いは叶わなかった。
ただ、絹の時のように苦しそうに鳴いて、もがきながら最期を迎えたわけではなかった事だけは本当に良かったと思ってます。
絹に比べれば、本当に静かな最期でした。
火葬まで1日一緒に部屋で過ごしましたが、死後あっという間に硬直化が始まった絹にくらべ、絹志郎はどんなにアイスノンで冷やしても柔らかいままで、アイスノンを取り替える度に亡骸が傷むのではないかと心配しました。
その柔らかい亡骸のせいで、本当にまだ生きているかのような感覚でした。
だから、火葬場の台に乗せて最後の別れをするとき、身を引きちぎられるような気持ちで……、焼くなんていやだ、このまま連れて帰る!と叫びたくなった。
そんなこと出来ない事は百も承知だけど、もうこの柔らかな毛並みも、かわいい耳にもしっぽにも触れることができなくなる、寂しいなんてものではない、恐怖にも似た感情が沸き上がってくるんです。
せめて骨はいつも私達が使っていたホーローのティーポットに入れたいと思い、くるむ布もかわいいトラの絵が描いてあるダブルガーゼの生地を持って行きました。
葬儀社の方はちょっと怪訝な顔をしてましたが、このティーポットはいつも私達がお菓子を食べるとき使っていて、絹志郎とお菓子の取り合いをしながら食べたその傍にいつもあった、思い出がいっぱいのティーポット。
実は絹も陶器のティーポットに骨を納めています。
まだ熱いうちに骨を入れたので、帰り道ティーポットを抱えていた母は「絹志郎まだ温かいよ♪」と涙ぐみながら笑ってました。
骨は骨でしかなく、私達はお供え物をしたり「骨壷」に向かって話しかけたりはしませんが、どうしても火葬場に置いてきぼりにすることはできなくて……。
帰りに花屋さんに寄って、絹志郎のイメージの花の苗を買いました。
寄せ植えにして、できれば夏越しして長く育てたいと思ってます。
だからちゃんと体調を調えてガーデニングができるようにならなくちゃね……。
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プロフィール
HN:
saori*
性別:
女性
職業:
トールペインター
趣味:
手芸の類ならなんでも♪
自己紹介:
私の遺伝子の中に「猫が好き」が書き込まれていると思う。
現在アメショー猫・絹志郎の姉貴分(自称)。
大阪在住。
現在アメショー猫・絹志郎の姉貴分(自称)。
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この記事へのコメント
無題
体調はいかがですか?
体重が減ったというのが気掛かりです。
風邪などひかれないよう、お体に気を付けてくださいね。
ブログを読ませていただいていると、
saori*さんの絹志郎くんへの愛情がたくさん詰まっているのを感じます。
saori*の心を軽くできる言葉が私には浮かびませんが、
絹志郎くんが空の上で楽しく過ごせるようお祈りしています。
まゆさん、コメントありがとう……。
未だにトイレもタオルも片付けられないままです。
片付けたからって、絹志郎との思い出が無くなるわけじゃないのにね……。
めったに泣かなくなってきたけど、どこか感情に蓋をしているようで、ガラス一枚通して世の中見てるような変な感じです。
体重は……また減ってます。
でもたぶんすぐに元に戻るよ(笑)
心配して下さってありがとう、頑張って食べます。